表紙(A案) (8)

どんな事にでもベストなタイミングがあります

みなさんの子育てはいかがでしょうか?

こどもの発達に合わせて、

ベストのタイミングで

ベストな関わりをできていますか?

私ですか?

はい、出来ていなかったと思います。

でも、出来ていた事もあります。

なぜなら、

周りに専門職の友人など、

近くにいた事が多かったからです。

出来ていなかった事については、

理由は初めての子育てで、

知識や経験が無かったからです。

では、出来ていなかった事、

ベストタイミングを逃してしまっていた事

に気づいた際に、

私はどうしていたのか?

あー、やってしまった。

何であの時にしっかり調べなかったんだろう。

誰かに相談すればよかった。

もちろん、そんな風に後悔する気持ち

が先に立ちます。

では

「もうそれは諦めた!」

となるでしょうか?

いえ、こどもの成長は無限大、

大人の成長だって無限大。

何かしら今からでも出来ることはある。

そう気持ちを改めます。

では、その気づきや学びを何に活かすのか?

今から出来る事をクリエイティブに

考えてみる事に加えて、

我が子よりも小さい子の子育てをしているママ達への情報提供や、サポートにその残念な気持ちを昇華させます。

何事にも後悔や残念な事は起こります。

逆にいうと、全てが予定通りに起こる事に備えて対応できる事などありません。

ただ、ひとつ言えることは、

学び続けているからこそ、

意識をしているからこそ、

過去の足りなかった事に

気づく事ができるのです。

その学び、その気づき、フィードバックを

無駄にするのは勿体ないということ。

反省して落ち込んでいる時間こそ勿体無い。

反省ではなく、全てはフィードバックと捉える。

その精神に基づくと、

その残念だった気持ちのエネルギーを

今これからの子育てに注ぐ、

そして、後継するママ達への伝達に注力する。

現在私たちは、

講師養成コースを開催しています。

学べば学ぶほど、

知識が増えることで、

「あの時にもっとああすれば良かったのかも」

「我が子は発達段階をちゃんと乗り越えてきたのだろうか」

そんな思いを耳にします。

ケアを学ぶということは、

心の動きを見つめるという事、

人の心理を学ぶ際には、

自然に、自分や自分の子育てと

照らし合わせる事にもなります。

そこで、反省の気持ち、

自分はダメなのかもしれない、

といった気持ちで止まるのか、

その気持ちを受け止めて、

前を向いていくのか。

もちろん気持ちを味わって、

立ち止まるのは悪いことではありません。

でも、十分その気持ちを味わったからには、

何かに生かさなくてはもったいない。

私も精神看護学を学び始めたころは、

自分の内面と向き合い、

しんどい事がありました。

しかし、諦めずに経験し続けていくこと、

自分の気持ちから目を逸らさない

という事を続けていると、

人の役に徐々に立てるようになって、

自然と自分の使命を

意識するようになってきました。

そして気づかぬうちに自分が成長している。

人の心をサポートすること、

これは簡単な事ではありません。

でも、喜びもたくさんあり、

ママを支えるということは、

その子どもを支えるということになります。

講師だからといって、

全てを請け負う必要もありません。

ケアをする側、講師もサポートが必要です。

講師同士が支え合う事で

大きな力になってサポートの輪が広がり、

サポートされるママが増え、

幸せな子どもが増える。

慌てずにしっかり前を向いて

子育ての歩みを進めていきましょう。

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