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本当の悩みとは。
悩みが沢山あるときどう解決するのか。
子育てを頑張るママのみなさん
こんにちは!
お子さんと向き合う日々の中で、どの様な悩みが生じますか?
全く悩みませんという方もいるかもしれませんが、
多かれ少なかれ、子育ての悩みは尽きないものです。
今回は、1人のお子さんについて、同時に多くの悩みがある時、
どう解決するのかについてお話ししたいと思います。
子育て相談を受ける時に、
同時に3つ程のお悩みを伝えてくれるママがいるとします。
限られた時間の中で、どうしたらその3つを解決する
ことができるでしょうか。
そのような状況の中で、私は案外落ち着いて
時間を超過することなく、解決まで辿り着く自信があります。
それはなぜか?不思議ですよね。
実は、ママのお悩みの根本は同じである事が多いからなんです。
持ち込まれたお悩みを多面的にみつめます。
環境や背景・お子さんの特性・ママの性格などなど
例えばお悩みが
◉人見知りをする
◉自信がなさそう
◉ママとお別れする時に泣く
そんな時は、一つずつ解決する方法を提示するのではありません。
◉環境の大きな変化はあったのか。
◉お子さんの発達の偏りはありそうか。
◉ママがそれが問題だと強く感じるのはなぜだろう。
そのような事をお話しを聞きながら、
確かめていきます。
こどもにはそれぞれ性格や個性があります。
発達の偏りが感じられない場合は、
気になる問題はこどもの個性の可能性があります。
では、なぜママはこどもの特徴を個性として捉えることが難しいのでしょうか。
そこには、ママの親としての期待がある事が多いです。
期待とはどんなものでしょうか?
「朗らかで誰からも好かれる人になってほしい」
「学校で苦労してほしくない」
などなど
こどもの幸せを願うからこそ、
期待も大きくなりがちです。
では、ママのその期待は、お子さんの成長の助けになるでしょうか。
もしそれがお子さんの性格や個性である場合、
お子さんはいくら努力しても、
ママの期待するレベルには到底手が届きません。
ママは期待があるまま。
子どもはママに認めてもらえないまま。
このような状態が続くとどうなるでしょうか。
こどもはいつまで経っても、ママに認めてもらえない。
結果として、こどもの自己肯定感すら弱めてしまうかもしれません。
そのような事は、本来ママの求めているものではありませんよね。
ママがどのレベルまで改善を求めているのか
お子さんの今の状態
そこに大きなギャップはないのか
ママの性格と子どもの性格必ずしも似ているとは限りません。
全ての情報を寄せ集めて、
どこにズレがあるのかを見ていくのが、
私の子育て相談です。
「頑張っていますよ」
「そのうち改善するから大丈夫ですよ」
そのような、アドバイスでママの気持ちを楽にすることが出来ることもありますが、
私はお話の中から、気になったズレを
なるべくママにお伝えするようにしています。
自分では気づかなかった点を指摘されると、
新たな視点が生まれて、
ママははっとして、ほっとしてくれます。
こどもの問題ではなく、
自分の認識の問題だったのかもしれない。
そう思えたら、もう問題は問題ではなくなります。
そんなふうに、ドラマチックに
視点の転換をすることで、
一気に問題の解決につながり、
3つの異なるように見えた問題が、
一つの糸で繋がって見え、
全て同時に解決されるのです。
これはほんの一例ですが、
いろいろな角度からアプローチして、
子育ての相談に乗っています。
なのでぜひ、
この話は関係ないかな、
自分の感情は関係ないかな、などと考えずに
色々お話しして頂ければと思います。
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